「苦情」はカネになる “いちゃもん”から生まれたヒット商品、クレーム「10円」で買い取る業者も (1/5) – ITmedia ニュース
苦情が新商品や新サービスに繋がる…とはよく言われることですが、 それが実践されている事例が載っている記事です。
記事中には、モンスタークレーマーかと思うような不合理過ぎる苦情も紹介されていますが、そんな苦情であってもどうにかして新たな商品やサービスに繋げようと考える企業の姿勢が述べられていました。
その姿勢がやけに清々しい。
本当に何でも新たな発想につなげてしまいそうな予感がしてきます。
こうした姿勢に衝撃を覚えてしまうのは、あるいは自分で可能性を狭めているせいなのかもしれませんね。どんなことであっても解決できる可能性はあるのに、ちょっと見ただけで無理だと諦めているような。
勤め先でもないのに「旦那の帰りが遅い」なんて苦情をお店に言ってくる人も大概ひどいですが、それならそれで、そういう主婦を対象にした商品や妻のゴキゲンを取りたい男性向けの商品を考える方法がある、という発想には感心してしまいました。
どんな理不尽でありえない内容であっても、「自分にできること」がわかっていれば、後はそれと苦情を結ぶ線を考えればいいだけなのかもしれません。普通の課題解決時には、問題(苦情)を中心にして無限に広がる線の中から「出来そうなところ」にたどり着くものを探しているせいで大変な作業のように感じてしまうのでしょうか。
それならば、苦情という出発点と自分のできることという目的地と2点が明らかになっている方が、それを結ぶ線を探せばいいだけなのでむしろ簡単だったり…?
強みを理解してそれを活かす。
単純な事こそ真理ということでしょうかね。
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